インビザライン Invisalign

インビザラインをご希望される患者さまには、まず検査を行います。
既往歴・服薬状況が分かる資料や手帳、保険証をお忘れずにお持ちください。
問診票にご記入いただき検査を受けたあと、医師とのカウンセリングを行います。

インビザラインのメリットやデメリット、起こりうるリスクの説明を行います。
アライナー（マウスピース）を使った矯正治療は、装置を少しでも長く装着し続けることが大切です。
飲食の指導やケア方法など、インビザラインをするうえで大切なポイントもご紹介しています。

※患者さまのご要望や歯列の状態次第ではインビザライン以外の治療プランを提案することもあります。

インビザラインの進め方や料金、治療期間にご納得いただけた場合に治療をスタートいたします。
ステップごとにアライナーを複数枚作製し、指定された時期になると新しいものへと交換していきます。

インビザラインは1日20時間以上の装着が推奨されており、食事やブラッシング以外の時間は原則装着していただきます。
アライナー装着中はむし歯になりやすく、アライナー自体に着色汚れやキズが起こりやすいことから一部飲食物の制限がありますが、カウンセリング時や経過観察時にお話しています。

定期的に状態の確認を行い、治療計画どおりに歯が動いているか確認します。
むし歯や歯周病など処置が必要な箇所はないか、磨き残しが発生している部分はないか、お口全体の点検も合わせて行います。

定期的に口腔内のスキャンや写真撮影を行うことで、前後の記録と比較し進み具合を確認することができます。
万が一計画通りに進んでいない場合でも、そのときの状態に合わせて柔軟に設計の修正を行うことが可能です。
治療を進めていくなかでお困りごとなどありましたら、お気軽にご相談ください。

治療計画でゴールと定めた歯並びになったら治療完了となり、その後は歯が元通りにならないようキープするための「保定期間」となります。
一度動いた歯は元に戻ろうとする力が働くため、落ち着くまで歯の位置を動かさないよう、リテーナーと呼ばれる装置を取り付けます。

保定期間は矯正期間と同等の期間が望ましいとされており、例えば2年間インビザライン治療を行った場合は2年以上保定装置の装着指導を行います。
保定装置も目立ちにくさや歯列の状態に合わせていくつかご用意しております。
治療完了後も定期通院にお越しください。

歯が抜けている箇所のある患者さまの場合、先に矯正治療を行い、その後インプラントの治療を行います。
インビザラインの計画時点でインプラント埋入箇所についても考慮し、適切なスペースが確保できるようプランニングを行います。
歯の抜けた箇所によっては矯正治療とインプラント治療を同時に行う場合もあります。

すでにインプラント治療を行っている場合はインプラントが顎の骨に固定されており、ご自身の歯のように歯牙の移動が行われることはありません。
そのため、インプラントを埋入した部分を中心に歯列が整うようなプランをご提案しています。

インプラント治療を検討している、すでにインプラントをしているが歯並びも整えたいなど、患者さまのご要望にできるだけ沿えるよう努めています。
まずはお気軽にご相談ください。

インビザラインの治療中に転居や転勤となり、当院への通院が難しくなった患者さまには、転居先の歯科医院をご紹介しています。
当院は東京都内や京都府内にある歯科医院や、マレーシアのクアラルンプールにある通訳常駐の歯科医院とも連携しており、海外転勤の際も治療を止めることなくスムーズに治療を継続いただけます。
長期出張や転勤の可能性があって治療を始められないという方も、まずはお気軽にご相談ください。

※インビザラインは全て保険適用外の自費診療となります。